【FC-1】 水素供給インフラの開発・実証動向

2月29日[水] 9:30~12:00

コースリーダー: 大阪ガス(株) 嘉数 隆敬
サブリーダー: 岩谷産業(株) 宮崎 淳

ホンダにおけるソーラー水素ステーション(SHS)の取組み
~差圧式高圧水電解システムの開発~

[講師]
(株)本田技術研究所
四輪R&Dセンター 第5技術開発室 第4ブロック 主任研究員
岡部 昌規



<講演内容>
ホンダでは小型・分散型という観点から、家庭設置可能な水素供給システムの研究を進めてきた。その代表例である差圧式高圧水電解システムを適用したソーラー水素ステーションの開発状況を紹介する。

<講演者プロフィール>
1991年、群馬大学大学院工学研究科修了。
同年、本田技研工業(株)入社、(株)本田技研研究所に配属し、主に材料基礎研究に従事。
2005年からソーラー水素ステーションの開発プロジェクトリーダーとなり、現在に至る。

北九州水素タウンにおける水素パイプライン供給実証と実用化のための課題

[講師]
水素供給・利用技術研究組合(HySUT)
タウン実証部長
粟津 幸雄



<講演内容>
北九州水素タウンでは、製鉄所の副生水素をパイプラインで供給し、純水素型燃料電池等で利用するコミュニティレベルの実証を行っている。実証の内容と、運用を通じて判った実用化のための課題について紹介する。

<講演者プロフィール>
1980年3月大阪大学工学部卒業。岩谷産業(株)入社、社長室開発部に配属。技術部、総合エネルギー本部を経て、2009年からは、水素エネルギー部技術開発担当シニアマネージャーとして、水素利用社会システム構築実証事業 (太陽光発電・深夜電力モデル)、JHFC関西空港水素ステーションの運用等に従事。2011年より水素供給・利用技術研究組合に出向し、北九州水素タウン実証事業を担当している。

燃料電池技術の実用化を目指して ~POSCO社の最新開発状況~

[講師]
POSCO POWER(韓国)
Strategic Business Planning & Marketing Group, Head of Group,
Taehyoung Kim



<講演内容>
2011年12月現在、POSCO Power社は、韓国国内ですでに50MWの燃料電池発電プラントを市場導入している。固定価格買取制度によって、発電した電力を利益が充分に見込める価格で系統へ逆潮できる制度の存在が大きい。韓国政府は、このFIT制度を2012年からRPS(再生可能エネルギー割当義務制度)へ拡大導入予定である。POSCO Power社では、さらに大規模定置市場用にMW規模の定置型製品を開発している。
その市場投入に成功した後に、ビルや船舶用途への技術、製品開発を展開すべく鋭意取り組んでいる。また、燃料源を多様化するため、韓国内の水処理施設にてバイオガスの実証プロジェクトを実施する傍ら、製鉄プロセスで発生する合成ガスを水素源として活用する技術も開発している。さらに、MCFC技術と平行して、小規模定置用SOFC技術の開発にも注力している。

<講演者プロフィール>
韓国における大型据置式燃料電池電力プラントの市場開拓に貢献。POSCO Power入社前は、POSCOで6年間、新規事業開発を担当した。主な専門は、太陽光、風力、燃料電池である。ソウル大学校で工学士、米国のエモリー大学でMBAを取得した。

(敬称略)

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